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おっぱいを飲みながら暴れる、泣く

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3〜4ヶ月の頃だったと思います。おっぱいを飲むとき、赤ん坊が顔を真っ赤にして体をのけぞらせ、身悶えしながら飲んでいました。乳房をぱんぱん叩きながら飲むこともありました。明らかに、怒っている様子です。桶谷式の助産師さんにみてもらうと、「こうやって暴れながら飲むのは、古くなったまずいおっぱいを飲んでるからよ」と言われました。

私は、おいしい母乳を作るため、食事にも気を遣っていました。いくらおいしい母乳でも、鮮度が落ちるとまずくなるというのは、わかります。でも、私は最初の一ヶ月どころか、離乳食が始まるまで、ずっと頻回授乳だったので、母乳の回転はいいはずなんです。なんだか理不尽だわと思いつつ、おっぱいの性質なのでしょう。どうも飲み残しがたまりやすいおっぱいだったようで、乳腺炎にもよくなりました。

それと前後して、おっぱいをちょっと飲んでは泣き、またちょっと加えては泣き、ということがありました。また、授乳を終えて、乳首を離したとたんに泣き、ミルクを足すと、いっぱい飲んで落ち着く、という時期もありました。

「どう考えても母乳不足だよな〜」と落ち込みつつ、でも、それを認めたくない自分がいて、食事を再検討したり、母乳育児の本を読んでは、赤ん坊が泣く他の理由を何とかみつけようとしていました。

実際、その頃みてもらった助産師さんには、おっぱいは足りていると言われました。では、なぜ泣くのか。助産師さんいわく、

○お母さんが疲れていると、おっぱいの湧き上がりが遅くなるので、乳首をちゅくちゅ く刺激してもなかなか湧いてこないから、泣く。

○うんちがたまっていると、おっぱいを飲みたいのに、お腹が張って飲めないから泣  く。(たまっているうんちを出したいときに頻繁におっぱいを欲しがることもある)

とにかく、悩みに悩みまくって落ち込みまくって、赤ん坊がおっぱい飲んで泣くと、自分も涙目になっていました。でも、助産師さんにみてもらって、だいぶ気持ちはラクになりました。

その後、特に食事を改善したわけでも、母乳がよく出るようになったわけでもないんですが、4ヶ月半くらいからでしょうか、えらい素直に大人しくおっぱいを飲むようになりました。何だったんでしょうか。

保健師さんの話では「赤ちゃんもだんだん飲むのが上手になって、回転のいい乳腺を選んで飲めるようになる」んだそうですが、本当かな〜。いずれにしろ、私の場合、助産師さんと時が解決してくれたのであります。
by mizu-kusa | 2006-03-18 10:10 | おっぱい育児
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