Hくんのお母さん

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幼稚園に入って、ちょっと浮いてるように見えるHくんのこと、お母さんも気になってたのかもしれない。私の一言で、泣いてしまうなんて、お母さんはなんて孤独な育児という戦いをこうもがんばってこなくちゃいけなかったのか?って思う。

学級懇談会で、Hくんのお母さんが「いつも一緒に遊んでいて、『次何して遊ぶ?お母さん考えて』と言われるのがしんどい。どうしたらいいか」と質問した。先生が「Hくんにしたらずっとそれできてて、4年間の積み重ねだから、一日や二日でそれはなおらない。少しずつ、自分で考えるように持って行きましょう」と言った。

それってちょっと今までの4年間を否定されたように感じませんか?私はフォローしたかった。Hくんのお母さんは本当にずっとHくんと一緒に遊んで来て、幼稚園でする工作やなんかもみんなお母さんと体験済み。なるほど上手なわけです。どのお母さんも「よくそんなにつきあえますね、うちはもっと放ったらかしです」という。

かまい過ぎだから依存心が強くなる?そりゃそうでしょう。そうかもしれない。だけど、多分Hくんのお母さんは、子供の「一緒に遊んでほしい」という欲求を受け入れてきただけ。

「Hがしたいと思うことをさせて、やりたくないことは無理にさせへんかってん。水たまりに寝転んでびちゃびちゃやってるのを30分眺めてたこともある」

ほかのお母さんが子供をかなりほったらかしにしていることにもちょっとびっくりしたようで、

「私は関わりたいねん。だってもったいないやん。せっかく自分の子供を持てたのに」

迷い悩みながら、一生懸命子供と自分自身と向き合って子育てしている人には、あなたのやり方は間違っていない、と言ってあげたい。育児で悩むお母さんには、具体的な何かいいアドバイスより、本当は「お母さん、今まで頑張って来ましたね。それでいいんです。そのままで」って言うだけで、悩みは解消するのかもしれないなぁ〜。
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by mizu-kusa | 2008-06-16 17:20 | 母は思った
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