カテゴリ:生まれるまで( 9 )

すうが生まれるとき 後編

前回の記事の続きです。
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たぶん子供を産むのはこれで最後です。退院後、実家で両親に甘え、10日ほどゆっくりさせてもらいました。その充電期間の最後に思ったこと。

これから2年間くらいは、子どもと遊ぶのを仕事にしよう。自分の時間がどうのと言わず、子どもと過ごす時間が自分の時間だと思って、子どもと一緒に今を楽しもう。

余裕のあるときだからそういう風に思えたのであって、これからまたいつものように育児に煮詰まるときが繰り返しやってくるだろうことはわかっている。そのたびに、このときの気持ちを思い出せたらいいな。
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by mizu-kusa | 2010-06-15 07:20 | 生まれるまで

すうが生まれるとき 前編

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みなさん、お祝いコメントたっくさんありがとうございました。入院中夫が見せてくれました。嬉しかったです。ええ、本当に。それで、早くブログを再開したいとの思いから、入院中にラフを描きました。

アップするのはずいぶん遅れてしまいましたが、第3子すう(名前はすずに決まりました。以下あだ名ですうとします)出産のラフスケッチをもって皆様に頂いたコメントへのお礼の気持ちとさせていただきたいと思います。

後編もお楽しみに!
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by mizu-kusa | 2010-06-13 13:44 | 生まれるまで

見えた!

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今5週くらいだそうです。まだ袋の中に赤ちゃんは確認できませんでしたが、子宮外妊娠ではないとわかって一安心。
この一週間、子宮外妊娠について調べまくり、手術になったら仕事は?たろうの運動会は?といろいろ心配していました。

仕事を始めたばかりなのに、また来年度は専業主婦に戻らなきゃいけないなぁ〜なんて思ったって、やっぱりせっかく授かった命、子宮外妊娠よりはいいに決まってる。

残るは、まめの卒乳問題。。。
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by mizu-kusa | 2009-10-04 07:33 | 生まれるまで

立ち会い出産

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○陣痛初期〜中期
夫の役目は腰さすり係。これがまた助産婦さんのように、つぼにはまらず(当たり前だ。素人なんだから)、もっと右だの左だの、かなり厳しい口調で、夫にさする場所を指示していた私。夫は、まるで運動部の先輩にしごかれる新人部員のように、あせあせと手を動かし続けていたのであった。

○陣痛ピーク時
あまりの痛さについ力が入るが、ふーっと息を吐き出して、力を抜かなければならない。「ふ〜っ」と言う声もわなわなとふるえ、まるで「う〜ら〜め〜し〜や〜」と言ってるみたいで、我ながらちょっと笑ける。(後で夫もけっこう内心ウケていたことを知る。)
「痛みがピークになったら吐くこともあるから、吐きたくなったら言って」と助産婦さんに言われていたが、吐きそうと言う前に出てしまった。あまりの痛さに夫によりかかろうとした矢先であったため、夫のシャツに飛び散る。

○クライマックス(いきむ)
4回くらいいきんで、すっぽんと生まれた。赤ん坊が生まれるときは、今までの陣痛の痛みが凄まじかったためか、まったく痛くない。驚いたことに、会陰切開も全然痛くない。パチンって今音した?切った?とは思ったけど、なんてことなかった。

○すっぽーんと生まれてみると
感動でした。やり遂げたー!という達成感がありました。私はこのために生まれてきたんだ!と思うくらい。一種のトランス状態ですな。夫も目に涙ためていました。夫にとても感謝されていると感じました。

○立ち会い出産の是非
男子厨房に、もとい、男子分娩室に入るべからず、と最初は私も立ち会ってもらわずに生むつもりでした。でも、「あの感動を夫にも味わわせてあげたかった」という友人の弁を聞き、立ち会ってもらうことにしました。夫のうるうる顔を見て、やっぱり立ち会ってもらってよかったと思っています。

が、生まれる間際にかけつけてくれた姉は、私のいきむ顔を見て、「30年近く一緒に暮らしてて、初めて見たわ、あんたのあんな顔。白目むいてすごい顔やったで。はっきりいってオカルトやったわ。私はあんな顔夫には見せられん」と、立ち会い出産しない決意を固めておりました。
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by mizu-kusa | 2006-02-25 22:16 | 生まれるまで

三線を聞きながら

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 出産のとき、私は家から持ってきた八重山民謡のCDをかけてもらいました。(安里勇さんの「海人」という三線と歌声だけの地味なアルバムですが、聞けば聞くほど味が出てきて、素晴らしいアルバムなのです。)
 ご存知の通り、陣痛というのは、5分とか3分とかの間隔をおいて、繰り返しやってきます。(だんだんその間隔が短くなってくるのですが。)陣痛がきているときは、痛みのために音楽も耳に入りませんが、陣痛が収まっているときは、三線の音と海人の歌声がじわーっと体に染み入ってきて、我知らず、うつらうつらと沖縄の海に漕ぎだしておりました。
 こんな時に寝れるんだ、という驚きもありましたが、逆にこんな時だから、お産という大仕事に備えて、体が準備してるんだな、と妙に納得もしました。
 
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by mizu-kusa | 2006-02-13 22:33 | 生まれるまで

赤ん坊の頭かと思いきや

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 破水してから丸2日半後、ようやく陣痛抑制剤の点滴がとれました。すぐに本格的な陣痛が始まりました。看護婦さんに「いい波来てるよ」(陣痛の波のことです)と言われ、「これが陣痛か〜。楽勝や〜ん。ふだんの生理痛(私の場合すさまじいのです)よりましやわ」と、上沼恵美子のラジオを聞きながらげらげら笑っていました。が、もちろん、そんなお気楽なはずがありませんでした。1時間ほどすると、これはもう産まれるぞというほどの痛さになり、分娩室の手前の部屋に移され、助産婦さんに「まだ子宮口1センチやわ。もっと、赤ちゃんがおりてきたらナースコールして」と言われました。

 あ、赤ちゃんがおりてくるって?そんなのわかるのかしら?と、思う間もなく猛烈に痛くなり、夫に腰をさすってもらう。めちゃくちゃ痛い!見ると、膨らんだお腹のその下に、もうひとつ、ちょうど赤ん坊の頭くらいの大きさの膨らみが、ぽっこりできている。こ、これは赤ん坊の頭?これがおりてくるってことなのか?とにかくすごく押されてる感じで、もう今にも産まれるんじゃないのー?がまんできない!と、すぐさまナースコール。あれよあれよと分娩室へ運ばれ、早くも分娩台へ。
 助産婦さんも真剣な表情。だが、意外にも、彼女は開口一番こう言った。「水草さん、もしかして、おしっこたまってる?」お、おしっこー?陣痛の痛みで、おしっこがたまってるかどうかなんて、わからない。正直に「わ、わかりません」と答える。「でも、そういわれてみれば、お昼食べてからトイレに行ってません」医者もやってきて、お腹の中が映っているモニターを見る。

 しばしの沈黙の後、医者は「おしっこやわ。おしっことったって」と、軽〜い調子で言って、外来の診察にスタスタと戻って行きました。
 そうなのです。赤ん坊の頭と思ったのは、膀胱だったのです。おしっこのたまった膀胱が赤ん坊に圧迫され、ぽっこり出ていたのです。おしっこをとってもらうと、膨らみは消えました。変な痛みも取れ、普通の(?)陣痛の痛みに戻りました。もちろん、膀胱が圧迫される痛みより、はるかに痛いことは言うまでもありませんが。。。
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by mizu-kusa | 2006-02-07 08:06 | 生まれるまで

羊水の中の赤ん坊

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 たろうは早産でした。9ヶ月に入ったとたん、いきなり破水し、即入院。当たり前のことですが、胎児の成長にとって、最も適した環境は母親のお腹の中です。お腹の中の1日は保育器の中の3日に相当するとも言われているそうです。
 主治医の話では、低体重(2100グラム)であるだけでなく、37週に満たないたろうは、肺などの機能もまだ未熟だから、破水しているけれども、できるだけ長く母体にとどめておく方がいいだろう、ということでした。
 土曜日の当直の医者も、赤ん坊にとってその方がいいんだと説明してくれれば、私も少しは安心できたのに。いかにも、土日だから産まないで!僕が当直のときに産まないで!という雰囲気だったので、週明けに主治医が来るまでの1日半、とにかく不安でたまりませんでした。
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by mizu-kusa | 2006-02-03 13:53 | 生まれるまで

早産の足音

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 たろうは36週と4日で生まれました。予定日というのはちょうど40週で、正期産というのは37週以降なので、ぎりぎり早産になりました。しかも、いきなり破水したのです。
 早産の前兆はありました。とにかくよくお腹が張ったのです。にもかかわらず、妊婦は運動しないとだめだと思っていたし、暇だったので、マタニティビクスにも通っていたし(週1ですが。でもこれは病院でやっているものだし、主治医もビクスをやったからって早産にはならないと言ったのです)、夫と二人でよく出歩いていました。
 それから、何となく早産を促したのではないかと勝手に思っていることがありまして、それは破水した日のちょうど2週間前に映画「華氏911」を見たことなのです。ご存知の通り、911の同時多発テロと、その後のアフガン、イラクでの惨劇の模様とその周辺のドキュメンタリー映画です。イラクに派兵された息子を失った母親のインタビューなど、見ているうちに動悸がしてきて、見終わった後も動揺とお腹の張りを感じました。明らかに胎教に悪かったと思います。
 さらに翌日は、近所のグラウンドで行われたエイサー祭りに出かけました。9月と言ってもまだまだ暑く、ノースリーブで出かけたのを覚えています。その翌々日、夜に陣痛のような痛みとお腹の張りがあって、慌てて病院へ駆け込みました。そのときは、早産予防の薬を飲むと痛みが消え、これから毎日飲むようにと指示され、何事もなく家へ帰ってきました。
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by mizu-kusa | 2006-01-13 16:02 | 生まれるまで

破水〜土曜日はダメよ〜

 
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 すわ早産かと病院に駆け込み、何事もなく帰宅したその11日後の晩に、突然破水したのです。その日は、日中、夫と図書館へ行っていました。気づかないうちにずいぶん長いこと立ち読みしたり、うろうろ歩き回っていたのかもしれません。夜、さあ寝ようとふとんに横になると、下腹部で「ぺこっ」と音がしたのです(本当です)。続いて、生温かい液状のものが例の場所から漏れる感じがして「よもやっ!」とトイレで確認すると、お印(少量の出血。お産が近い印なので、おしるしという)が。しかも少量ですが破水もしているようです。
 予定日よりは1ヶ月も早いですが、夜中に病院へ駆け込むのは2回目なので、夫も私もそれほど慌てませんでした。どちらかというと慌てたのは医者の方です。土曜の晩で、当直の医者は内診したのち「子宮口はまだ1センチくらいしか開いてないね〜。え?破水してる?う〜ん。いやぁ、破水じゃないでしょう、これは」と言いました。ええ、確かに。しかも、早産予防の薬を飲んで家に帰って様子を見てください、と言われたのです。
 破水を確信し、しかも陣痛もきているとわかっていた私は、ここで帰されてはたまらんと、とりあえず、病院で陣痛の波が来ているかどうかを調べる検査をしてもらうことにしました。その間も羊水が漏れており、それを検査してもらったところ、やっぱり破水してました。陣痛も来ていました。それで土曜の午前零時に即入院ということになったのです。
 本には、破水したら細菌感染の恐れがあるので、24時間以内に分娩しなければいけないと書いてありました。でも、医者は、早産であること、低体重(2100グラム)であること、土曜なので小児科の専門医がいないこと、などを理由に、とりあえず週明けまで分娩をのばした方がいいと説明しました。はぁ〜?それって要するに「頼むから僕が当直のときに産まないで!」ってこと〜?まあ、こっちも破水してるかどうかもわからん医者に取り上げてもらうのも不安だけどさぁ〜。
 とにかく、お腹の張りを止める薬と、細菌感染を防ぐための抗生物質を点滴し、破水しているので絶対安静(寝たきり。もちろんトイレも行けない)を申し渡され、不安いっぱいで、週明け主治医が現れるのを、祈るような気持ちで待つことになったのでありました。
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by mizu-kusa | 2006-01-13 14:54 | 生まれるまで