素直で、ただただかわいいばかりの、天使のようなまめ。そんなまめの黄金期が終わりました。まめじ、もうすぐ1歳8ヶ月。
始まりました。激しい自己主張。
遊ぶんだ!ぼくはもっと遊びたいんだ!うちにはまだまだ帰らないよ!
ベビーカーを降りて、かといってもちろん歩かず、抱っこもイヤ。
「お母ちゃんは先に帰るよ!」スタスタとまめを置いて歩き出す。道の真ん中にじっと立って、こちらを見ているまめ。その姿がだんだん小さくなる。泣かない。追いかけてこない。ただじっとこちらを見ている。
仕方なく、また戻ってまめの説得に入る。そっぽ向いて目も合わさない。意志のこもったまめの眼差しをそっと見つめる。その頑さに呆れつつも感心する。
ああ、始まったな。たろうのときもそうだった。いったん家を出たら長期戦。お昼ご飯までに帰れなくなるから、これからは非常食(私の)携帯しないと。
まめじは遠くなりにけり
これからは扱いにくくなる。それがちょっと嬉しくもあり、寂しくもある母であります。